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クレーンゲームの利益率はどれくらいを目指せばいい?

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アミューズメントマシンの定番であるクレーンゲーム。世の中にはクレーンゲームの専門店もあるくらいで、収益を増やすためには非常に重要なファクターです。

では、クレーンゲームはどれくらいの利益率を目指せば良いのでしょうか?

今回は、クレーンゲームが目指すべき利益率について、また、注意しておきたいポイントについてご紹介していきたいと思います。

クレーンゲームは原価の3倍の利益率を目指す

クレーンゲームについてよく言われるのが、「売上は原価の3倍を目指すのが良い」というものです。例えば500円の景品を配置するとするならば、500円×3の1500円の売上を目指すのが健全であるとされています。

つまり1プレイで100円という価格設定でクレーンゲームを設置するなら、15回に1回獲得することができる程度の設定にしておくと良いと言われているのです。

ここでいう原価の3倍とは、一人のお客様に対してではありません。

お客様の技術次第では500円の景品を500円で取られてしまうこともあるかもしれませんし、3000円かかってしまう人もいるかもしれません。全体を通してペイアウト率30%程度を狙えるようにしておくのが王道の運営方法なのです。

ペイアウト率30%って取りすぎなのでは?と思われるかもしれませんが、クレーンゲームを運用していくためには景品の仕入れ値以外にも以下のような経費が必要になってきます。

  • 電気代
  • マシンの維持費
  • 店舗の賃料
  • 人件費

こういった諸々の経費を考えると、無人の店舗でも無い限りは原価の3倍程度の売上を目指さなければ、運営が立ち行かなくなってしまうのです。

○利益率と集客力の兼ね合いも考える必要がある

とはいえ、お客様としては「500円の景品を1500円も支払ってまで取りたくない」というのが本音でしょう。

クレーンゲームは最新の機種であってもだいたい同じような仕組みですから、「プレイする楽しさ」よりも「魅力的な景品がある」とか「獲得することができるかもしれない期待感」からプレイすることがほとんどでしょう。

  • 他の店舗に比べて魅力的な景品を設置する
  • 簡単に取ることができる

こういった要素がなければそもそもチャレンジしてもらうことができなくなってしまうのです。

運営の方法によっては目標売上を変えることも

運営の方法によっては目標売上を変動させることも考えると良いかもしれません。

例えば、クレーンゲーム以外に強い集客力を持つ設備があるような場合は少しだけクレーンゲームの利益率を高めに設定しても良いかもしれません。

とはいえ、あまりにも露骨に景品の獲得が難しいように設置してしまうとお客様にチャレンジしてもらうことができなくなりますし、あまりに利益を出しすぎると刑事事件に発展するような場合もありますので、どのようにして利益率を上げるのかということは工夫が必要になります。

一方でクレーンゲーム以外に利益を出すことができる仕組みが整っている場合はクレーンゲームの利益率を下げ、集客力を底上げする要因として使っても良いでしょう。

では、クレーンゲーム以外の部分で売上を上げるためにはどうすれば良いのでしょうか?

○扱う筐体を増やす

単純に扱う筐体を増やしてお客様一人あたりの滞在時間を伸ばし、色々なゲームや設備で遊んでもらうことができるようにすれば、利益率が少なくても売上が増えるので運営をしやすくなるでしょう。

○軽食やドリンクを販売する

最近はゲームセンターやクレーンゲーム専門店であっても、軽食やドリンクを提供する店舗は増えています。

飲食物を提供する場合は保健所に申請を行う必要がありますし、酒類を提供する場合は未成年のお客様も多いゲームセンターではリスクを伴いますが、お客様一人あたりの売上を増加させるための方法としては合理的な戦略であるといえるでしょう。

○料金プランを変更する

基本的にクレーンゲームは1チャレンジ100円~200円であることが多いですが、例えば10回900円などのプランを組むことでプレイしてくれるお客様を増やすことはできるかもしれません。

ただし、最近は俗に言う転売ヤーと言われる人たちもいるため、しっかりと利益が出るように計算した上でプランを決定しましょう。

まとめ

クレーンゲームの利益率は、基本的に30%のペイアウト率=景品の原価の3倍を目指すのが良いとされていますが、これはあくまでクレーンゲーム単体の利益を考えた時の話です。

つまり、競合店でもやり尽くされた戦略ということです。

こういった競合店と変わらない方法で売上を伸ばしていくことは、現代の経営手法では難しいかもしれません。

ユニークな集客方法や運営方法を行うことで、うまく運営していく仕組みを作り上げることを目指してみましょう。

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